こんなミスも命取りに

シャチハタイメージ

今日私が職場でシャチハタの印鑑を押した時にうれしかった話をお送りしましょう。
それは来客の方に建物への入館証を書いてもらわなければならず、その入館証には入館を認めた私がシャチハタの印鑑を押さなければならないのです。
この場合は、社印ではなくて個人の印になりますが、しかし私はまだ入社したてで、ほかのことに気を取られているとついうっかりはんこを押すのを忘れてしまうのです。

三交替での仕事なので必ず職務の引き継ぎ作業がありますが、私より何年も前から勤務しているお局様はとても口うるさく、私のシャチハタの印鑑の押し忘れにも容赦無く厳しく怒られます。
二、三日前のはんこの押し忘れを見つけようものなら、イヤミたっぷりの連絡ノートを残して行きます。
私も怒られたく無いので極力注意してはんこの押し忘れの無いように気をつけてはいるのですが、まだ時々はんこを押し忘れてしまいます。

ところが今日仕事に行ったら、引き継ぎではお局様に何も言われなかったので『よかった。今日こそはんこの押し忘れがなかったのだわ』とほっとしておりましたら、仕事中にお局様にわからないようにこっそりメモを渡してくれる人がいて、お局様の目を盗んでそのメモを読んでみると、はんこ係の仲間のうち、親子ほども歳の離れたアルバイトの学生さんからのメモで、『おねえさんの間違いを見つけましたが先輩方に見つからないようにこっそり直しておきました』というメモ書きでした。

まず『おばさん』でなく『おねえさん』という辺りの優しい心遣い。
更に本題の、私がお局様に怒られ無いようにとの温かい配慮。
娘ほどのアルバイトの学生さんの優しさに触れて、これからもはんこ係としてシャチハタの印鑑の押し忘れの無いようがんばろうと思ったのでした。
もし社印を押すような機会があったら、こんなミスも命取りになってしまいますからね。

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